鼻水吸引の効果

市販の電動鼻水吸引器を使って、家庭でもこまめに鼻水を吸引することは、風邪の重症化予防、中耳炎の予防、さらには母親の育児負担を軽減する効果があります。

風邪の重症化予防

風邪の重症化予防

鼻水は雑菌だらけ

鼻水の役割は、外部からの雑菌やウイルスを体内に侵入させないようにし、外に出すことです。
鼻の粘膜に細菌やウイルスが触れると、白血球がそれらと戦い、死骸となって鼻水に包まれます。
つまり、鼻水には雑菌がたくさん含まれているのです。

雑菌だらけの鼻水を鼻腔内に放置してしまうと、そこに新たな細菌やウイルスが住み着いてしまいます。
そうなると、他の病気にも感染し、風邪が重症化してしまうのです。

しっかり鼻水を吸引するには

大人は自分で鼻をかむことができますが、子供はある程度の年齢にならないとそれができません。
その為、電動鼻水吸引器などを使って、物理的に吸いだしてあげる必要があります。

しかし、口で吸うタイプのものやスポイト式のものは吸引力が足りず十分吸い出してやることができません。
充分に吸引ができない状態をそのままにしていると、鼻水が喉に流れてむせ込みを起こしてしまいます。
喉に流れると痰や咳の原因になり、場合によっては気管支炎に移行することもあります。
鼻水をしっかりと吸引する為には、吸引力があり、感染のリスクの無い電動鼻水吸引器の使用をおすすめします。

 

中耳炎の予防

shutterstock_72413362_中耳_耳管

中耳炎とは

耳の内側に膿が溜まり、炎症を起こす症状のことを言います。
中耳炎は、痛み、みみだれ、腫れといったわかりやすい症状は3日ほどで治まります。
しかし、完治には早くて1週間、長い場合は3ヶ月かかることもあります。
完治していない状態のまま治療を中止すると、再発の危険性が高まり、難聴の原因になることも少なくありません。
中耳炎と診断された場合は、医師から完治したと言われるまで病院への受診をおすすめします。

中耳炎は鼻水の吸引で予防できる

赤ちゃんの中耳炎は、基本的に鼻水が原因になっています。
人間には耳管という、鼻と耳をつなぐ管があります。大人はこの管が耳から鼻にかけて斜めになっており細くなっています。
しかし、赤ちゃんの時間は大人と比べると水平になっており、太いことが特徴です。
その為、鼻水が耳の方へと垂れやすく、鼻水の放置や吸引不足で中耳炎を発症してしまうのです。
鼻水を溜めないよう、電動鼻水吸引器で鼻水をこまめに吸引し、耳へ垂れない様に対策することで、中耳炎を予防することができます。

 

育児負担の軽減

youchien_hobosan

電動鼻水吸引器を家庭で使用される方のほとんどは、0歳~4歳程度の子供のいる家庭だと思います。この時期の家庭は戦場さながらでしょう。(私にも子供があり、経験上大変よく理解できます)そのような中で、子供の病気は家族、とりわけ母親にとっては大きな負担となります。特に乳児期の鼻閉塞は授乳にも影響を与え夜間睡眠も十分取れなくなります。当然ぐずることも多くなり体力も落ちて病気の諸症状の悪化につながります。

また、幼児期には集団生活が始まり、ありとあらゆる感染症を互いにうつし合います。鼻水を始終垂らすようになるのはこの頃ですが、鼻水をそのままにすると中耳炎に移行したり、そのまま副鼻腔に滞留し副鼻腔炎や蓄膿と言った慢性の鼻の病気に発展するリスクが高くなります。

しかし、どちらも鼻水を吸引するだけで快適に過ごせ、母子ともに夜間睡眠を十分取ることができます。しっかり睡眠を取ることは子供の体力の維持・回復に役立ち、母親の育児負担の軽減にもつながります。