鼻水はその色や状態で病気がわかる!適切な処置の仕方は?

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鼻水はその色や状態で病気がわかる!適切な処置の仕方は?

鼻水の色で判断する病気


鼻水は、鼻腔内の鼻線から分泌される粘液で体内に取り込まれる空気を加湿したり、埃や塵、病原菌などを肺に送り込まないよう防御したりする役割があります。その状態や色によって、健康状態を知ることもでき、重要な疾患を未然に防ぐのにも役立ちます。風邪のひきはじめの頃には、透明でさらさらの状態のものが出ます。菌やウイルス、ハウスダストや花粉などが鼻の粘膜を刺激することで分泌され、それらの異物を洗い流そうとします。花粉症などのアレルギー性鼻炎のときにも、このような状態のものが出ます。風邪の場合は、症状の進行や経過によって変化しますが、アレルギー性鼻炎の場合は、透明な状態が続きます。鼻の奥の空洞に細菌が侵入して起こる急性副鼻腔炎の場合も、初期症状ではさらさら透明な状態のものが分泌されます。この段階で医療機関を受診してその原因が解明できると、その後の症状の悪化を防ぐことができます。
黄色くネバネバとした状態のものは、細菌類に対抗して働く白血球やリンパ球、細菌類が死滅した残骸であり、風邪のウイルスや細菌が侵入した際の免疫力の働きによって発生するものです。この状態のものが出てくるとよく風邪の治りかけと言われることがありますが、まだ体内で闘いが続いている状態であり、呼吸のしにくさや頭痛、発熱を伴う場合には、免疫力だけで症状を改善することが難しいため、早めに医療機関を受診した方がいいでしょう。また、粘り気が強い場合には、急性副鼻腔炎を疑ってみることも大切です。ドロドロの状態で緑も混じるような場合には、慢性副鼻腔炎の進行も疑われます。別名、蓄膿症とも呼ばれるもので、頭痛や集中力の低下、咳や淡、悪臭などの症状が出ることもあります。

鼻炎を放置するとさまざまな疾患のリスクが高まる


鼻炎には、いくつかのタイプがあります。ウイルスや細菌などに感染しておこる急性鼻炎、花粉やハウスダストなどのアレルゲンに敏感に反応することでおこるアレルギー性鼻炎などは、身近なものでそのまま放置することが多いものですが、慢性的なものとなって症状が悪化すると重篤な病気を引き起こすことにもなるので、早めの受診がおすすめです。風邪が治ったと思ってもいつまでも鼻炎の状態が続いたり、粘り気のある色の強いものが出たりする場合には、慢性副鼻腔炎が疑われるため、そのまま放置すると嗅覚障害などがおこり、日常生活にも支障をきたすようになることもあるので注意が必要です。慢性副鼻腔炎のなかには、完治しにくいタイプのものもあり、そのひとつに好酸球性副鼻腔炎があります。
好酸球性副鼻腔炎は、白血球の一種である好酸球が粘膜に集中しておこるもので、慢性副鼻腔炎が悪化したときと同様の症状を引き起こすだけでなく、鼻の中に鼻茸と呼ばれるこぶのようなものができて、ドロッとした固まりのようなものが出てくることがあります。重症化すると外科手術で切除しなくてはならないこともあるので、たかが鼻炎と軽視しないようにする必要があります。また、鼻水は無意識に飲み込んでしまうものですが、このことが咽頭炎などの別の病気を引き起こすこともあります。子どもは風邪を引くと鼻の奥から侵入した細菌が耳につながった管を通って移動することで中耳炎を起こすことも度々あります。初期状態のときに、適切な処置をしないとこのようにさまざまな疾患の原因となることもあるのです。

家庭で効果的に鼻のケアをするためには


大人は鼻水の色や状態によって、自分で判断して対処することができますが、小さい子どもの場合は、それができずに知らない間に症状が悪化してしまうこともよくあります。中耳炎を繰り返してしまうのも、鼻の適切な処置ができないからでもあり、保護者が責任をもってケアしてあげることが大切です。家庭でできる鼻のケアで、最もポピュラーなものは、綿棒での鼻掃除でしょう。綿棒の先端の柔らかい部分をゆっくりと回転させながら優しく取り除く方法です。鼻の粘膜を傷つける恐れもあるため、無理して奥まで入れないことが大事です。また、少量の分泌物や乾燥した状態には有効ですが、大量に出てくる場合には向いていません。乳児によく用いる方法として、子どもの鼻に直接口をあてて吸い取る方法もあります。昔はどの家庭でも普通に行われていたもので、片方ずつ吸ってあげるのがポイントになります。デメリットとしては、吸ってあげる大人に風邪などのウイルスが感染してしまうことがあります。
最近では、吸引器を使って手軽にケアを行う方法も普及しています。管やノズルを使って吸い取ってあげる方法だけでなく、スポイト状の器具で吸い取るものもあります。また、いつまでも大量に出る場合には、電動式で容量の大きいものもおすすめです。選ぶ決め手となるのは、吸引力の強さと手入れが簡単であることですが、病院でケアするのとほとんど変わらない電動のものも販売されているので、通常では取りにくい鼻の奥からも吸い取ることができてとても便利です。衛生的な状態を維持する必要のある部分は、日常的に洗浄することができるのもメリットです。一度試してみるとそのよさがわかるでしょう。